こんにちは。
自転車部のおおきたです。
今日は機材のお話。
突然ですが皆さんブレーキは効いていますか?
ブレーキレバーを握り込むと急激にブレーキが立ち上がっていませんか?
ロードバイクのブレーキはホイールのリムをキャリパーで挟み込むキャリパーブレーキが大半です。
このキャリパーにはブレーキシューというゴムが付いており、ブレーキシューとリムとの摩擦で止まるようになっております。
さてあなたのブレーキシューはどんな角度で付いているでしょうか?
リムと平行?ハの字?逆ハの字?
実は正解は前方に向かって隙間が狭まる「ハの字 = トーイン」が正解なんです。
見にくいですがトーイン調整したブレーキシュー↓
ブレーキは握り込む力に比例して制動力が働く方が扱いやすいと思います。
急劇に制動が立ち上がりすぎると最悪ホイールがロックして落車に繋がりかねません。
ブレーキシューはこの「トーイン」に調整することにより→握り込む力が弱いとシューの先っぽしかリムに接地しないため少ししか効かない→握り込む力が強くなるにつれリムとシューの設置面積が増えて制動力が強くなります。
つまり握り込む力に比例して制動力が増えるのです。
では「トーイン」に調整するにはどうすれば良いのでしょう?
ブレーキシュー台座を固定しているネジを緩めてシューの後ろ側に厚紙か何かを挟んで1mmくらい後ろ側を浮かせて固定してやれば良いのですが、これがなかなか難しい…Orz
そこで便利なのがTacxの「Brake Shoe Tuner」!
リムに挟んでブレーキを握り込んでネジを締めてやれば簡単にトーイン調整が出来ます。
前の隙間が薄く↓
後の隙間が厚くなっています↓
ネジを緩めてTacxを挟んでブレーキを握りネジを締めれば簡単にトーイン調整が出来めす↓
ブレーキシューは雨の日に乗るとあっという間に減ってしまい、ブレーキシューのブレーキ面がリムと平行になってしまいます。
こまめな整備が必要なんですね。
ただしブレーキは命に関わるので自信がない方はお近くのショップでブレーキシューのトーインを見てもらいましょう。
長くなりましたが今日のポイントは、「ブレーキシューはトーイン調整が重要」でした。
では良い1日を!(*゜▽゜)ノ
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