温泉ライダー in 加賀温泉郷 柴山4時間エンデューロ

自転車部のOkitanです。

6/2(日)は今シーズン初戦、加賀温泉ライダー 柴山4時間エンデューロのソロに参加してきました。

今年は過去最高レベルに仕上がってましたが、結果は残念ながら10位/132人…

昨年5位入賞、一昨年3位表彰台、その前年は両足攣って13位、4年前も両足攣って2時間でリタイア、5年前は3時間の部で2位表彰台…シーズン始まりでいつも成績が不安定…

今回は面子が超濃密、2.5時間でパンクによるホイール交換、アタックの応酬、ハンガーノック等々、色々あった中では仕方ない結果かな、と終わって納得…
(;ー;)

走行距離 : 150.8km (37周)
総上昇量 : 981 m
平均速度 : 38.0 km/h
消費カロリー : 3118 kcal
平均パワー :219W (NP 262W!)

(以下、超長文備忘録、ご興味ある方だけどうぞ…)

(スタート前)
朝7時半前に会場到着。

会場ではクラカワさんのテントに混ぜて頂く。
場所取り、設営ありがとうございました…
m(_ _)m

朝食は家でお茶漬けを食べてきてて、スタートまでパンとおにぎりを少しづつ食べる。

試走はいつもの通り長丁場なので軽めに1周 4.1kmのみ、一箇所標高差20m位、斜度10%の上りで上げておく。

昨日のヒルクライムのダメージはあんまりなさそう。

(本日の機材)
バイク : Cannondale Supersix Hi-mod 2016
ホイール : Zipp 404
空気圧 : 前7.6Bar、後7.8bar
タイヤ : F=Vittoria Corsa Evo 23c
R=Continental Sprinter 25c
補給 : Elite Maxi Cincio 1000ml × 2 (水、アクエリ+電解質パウダー+マルトデキストリン50g)
ウィダー × 1
100kcalのGel × 6
2RUN × 3包

(レース)
スタートは7列目くらい。

今年はあまり緊張せず、良い集中力の中でスタート。

今年も安全のため1周半までパレード走行。
今年はマトリックスのプロ4名がフルコントロールしてくれたおかげでめちゃくちゃ平穏!

そして昨年、ゲストライダーなのにレースを荒らしまくった方はチームの部に参加なので平和…w

リアルスタートしても割と抑えめのペースで引いてくれたおかげで少しづつ集団を小さくしてくれる…上手い…おかげで最初の40分くらいは心拍は150から160bpm程度とものすごい楽!

しかしながら50分あたりで先頭を引き出したマトリックスのアイラン選手が急激にペースを爆上げ!( ;∀;)
坂の登り終わりで心臓飛び出そうになりながらなんとか食らいつくも、バックストレートをさらに55km/hで引き倒す…命からがら着いていくと仕事を終えて下がっていくアイラン選手…
さすがJプロツアー屈指のスピードマン…まじで死ぬかと思った…Orz

そして気がつくと先頭はソロが15名程に絞られてた…
ヽ(=´▽`=)ノ ワーイ!アイランサンキュー!

そして1時間経過、ここからマトリックスは集団の後ろに下がって交通整理へ…参加者のみでローテーションを回していく。

これでペースも少しは落ち着くと思った直後、アタック気味にかっ飛んでいくバルバのS崎選手…まだ1時間ですけど…w

ほぼ1周追走の上吸収。

そして明らかにクライマーなK林選手も上りでアタック!
これは体型的に長続きしないだろうとみんなで放置したらやはり半周も持たずに吸収。

続いてU23のスプートニックのK村選手も活発に何度もペースを上げる!

しかし一番やばかったのがA田選手で、ほぼ毎週回のように上りでペースアップ!そして逃げる…間を埋めるのにインターバル…Orz

そして1.5時間で僕のバイクに異変…
ダンシングするとタイヤがヨレる!
どうやらスローパンクしているようだ…とりあえずは前輪に負荷が掛からないようにダンシングを封印、アタックには高回転のシッティングで対応…w

そんなこんなでひたすら2時間手前までアタックと吸収の繰り返し…ろくに休めないので補給もできず、ダンシングできずに次第に貯まる乳酸…

すると2時間になる直前の坂で暫く後ろで休んでたK村選手(かな?)が急激にペースアップ!
それに反応するA田、K林、S崎、元プロ バルバのI上、バルバのY崎、チーム光のK野、あとイナーメ、各選手達!
後で途中経過見たら全部で9名くらい行ったみたい…

僕は腰を上げるもタイヤがぐにゃっとしてリムが地面をヒット!
慌ててシッティングに戻して追うも、腿と脹脛がピキピキ攣りそうでどんどん離れていく…Orz

あぁ入賞終わったーと意気消沈しててもすでにどうしようもないので周りにいる同じく乗り遅れた連中と第2集団を形成。
ここにソロ5名。

この第2集団は皆一様に足が終わってるのか平和…w
その中でも昨年3位のヤマシゲのK島選手、スプートニックのT井選手と僕の3人はきっちりローテーションを回す。

ここでやっとゆっくり補給。
とりあえず攣りそうなので2RUNを2錠飲もうとすると1個落とす…Orz
続いてジェルを流し込む。

しかし長らく補給を取ってなかったせいか次第にハンガーノックの兆候が…あとから思えば補給が追いついていなかったか…

そしてしばらく走り、気がつくとK島選手とT井選手の3人に…

そして2.5時間経過する頃には前輪の空気がいよいよヤバイ…
第2集団の先頭で下りきったカーブでタイヤがヨレて大きくラインが膨らむ…
(;∀;) アワヤガードレールトコンニチハ…

T井選手に「下りでラインを変えると危ない」と指摘されたので、スローパンクのことを正直に説明…「下りは少し離れてください」と伝える。

そして2時間40分前の上り、ダンシングはできないので先頭で高回転で回していくと後ろと10メートル以上ギャップが…
しかも登りきってもなかなか詰めてこれない…
あぁこりゃ二人とも足に来ているな…と思ってたらT井選手が追いつきがてら「上りで上げ過ぎですよ」と説教される…w
いや、二人とも足なくなってるのバレてますけど…w

しかしもうタイヤが限界なので次の周回で皆にサヨナラを言ってピットイン!

飛び込んで見たものの人が多すぎて自分の予備ホイールの場所が分からない…が、アッキーさんを見つけたのでそこで止まる!

「パンクした!替えホイール!」と伝えると慌てふためくアッキーさん…w

とりあえず僕は自分の前輪を外してたら、話を聞いてたヒラノさんがタイミング良く替えホイールを渡してくれた!
急いで取り付けて即走り出す!
30秒程度のロスで済んだだろうか?

ところで2人にありがとうを言ったかどうかは記憶がないのでこの場でお礼させていただきます…w
本当に本当にありがとうございました!
(≧▽≦)b トッテモタスカリマシタ!

そして走り出してすぐダンシング!
おぉ、ヨレない!
てかむしろ反発強すぎてものすごい違和感…w

全力で2周程前を追うけど当然集団のペースには叶わず追いつけない…

すると3時間過ぎて徐々に体に異変が…

ハンガーノックがひどくなってきて足に力が入らなくってくる…
急いでジェルを流し込む!

けど効かない…

そして足も攣ってきたのでまた2RUNを2錠噛み潰して舌の上で寝かせて吸収を待つ…
この時口の中が真っ白で応援してたクロダさんが泡吹いてるかと思ったそう…w
そしてクロダさんに今10位だと教えて頂く。
ありがとうございます!

しかし一向に回復しないのでフラフラ走りながらジェルを続けざまにさらに2本補給…1周平均のNPも220Wを下回ってきた…Orz

なんとか人の後ろについたりしながら回復をひたすら待つ…途中でデガイトレインに飛びつくも上りが遅いので切り捨てて行く…w

モリゾートレインは速すぎて乗れず…w

そしていよいよラスト最終周!
すると同一周回と思われるソロ3人が後ろから追いついてきた!
とほぼ同時に再び少し足に力が入るようになってきた!

そして、いざ!最後の上り!
残る力を振り絞って駆け上がる!
と後ろの方で「あぁぁっ」と断末魔が…w

そのままバックストレートを踏み抜き10位をキープしてでゴール!

パンクやハンガーノックとかあった割にはなんとか踏みとどまれたので悔いはないかな?

結局先頭ではA田選手が1時間の一人逃げを敢行するも、最終周にK村、K野、S崎選手に追いつかれ、スプリントの末にK村選手が勝ったようだ…末恐ろしいU23…でもレースを通して一番強かったのはA田選手だったかな…

5位には昨年2位の元プロ I上選手、そして6位はクライマーのK林選手。

そして7位が昨年3位のヤマシゲのK島選手、8位がスプートニックのK田選手。

あのままパンクしてなかったら7位争いに加われてたかもしれない…(悔いアリアリ…w)


表彰式ではI上選手以外皆若い…

 

世代交代か…とシミジミ…いやいやまだまだオッサンも頑張らねばっ!

ちなみに前日のヒルクライムとのダブルエントリーでも8位と入賞には届かず…

しかしふと気づく…
あれ?今回も富山県勢トップ?www

今年もやっぱりまたボロボロに疲れたけどとっても楽しかった… (*´ω`*)
皆様いっぱい遊んで頂いてありがとうございました!
そしてお疲れ様でした!

(メモ)
・基本に立ち返り補給は早めに多めに!

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