皆さんこんにちは。
自転車部のおおきたです。
今日は急にレベルが上がってFTPのお話。
皆さんご自分が自転車で1時間出し続けられる最大の平均パワー(FTP, Functional Threshold Power)をご存知ですか?
自転車において「平地」が速い人、遅い人の差はほとんどこのFTPの差で決まっています。つまりFTPを上げられれば平地が速くなるということです。
(空力とか、登りが速い人はFTP/kgとかの話はまた今度…)
一部の自転車バカ(→自分)しかパワーメーターなんて着けていないので普通はFTPなんて分かるわけがない、って思っていませんか?
実はFTPは簡単な設定とタイムトライアルで分かります。
まずやることはご自分のStravaの体重設定を正しく記入すること。
Stravaアプリの設定画面の左上、ご自分の名前をタッチ。
続いてプロフィールの体重入力欄に走行時の体重(詐称はダメw)を記入。
あとはStravaのセグメントで「20分連続で登れるヒルクライムをタイムトライアル(TT)」です。
測定する坂は極力勾配が急で風の影響を受けないつづら折り(もしくは斜度が緩い場合は風のない日に測定)、尚且つ下りを含まない純粋な登りが良いです。
富山市周辺のStravaセグメントだと「牛岳温泉スキー場東」。
もしくは「鉢伏山TT」。
もしくは「御前山TT」あたりが適当です。
(遅い人はもう少し短いセグメントで良い)
全力なのでコースを覚えたらオールアウト寸前まで出し尽くします…w
走り終えたら走行データをセーブ、続いてStravaのログデータから対象のセグメントの負荷分析を見るとパワーが計算されています。
後はこの20分TTのパワーに0.95掛けるとそれがあなたのおおよその1時間TTのパワー(FTP)の概算値です。
例 : 20分TT : 262W
→1時間TT(FTP) : 249W
これは結構単純な位置エネルギーと転がり抵抗、空気抵抗を用いた計算から求まるのですが、下記サイトで手動計算も可能です。
後はしばらくトレーニングしたら同じタイムトライアルをすることにより自分のFTPが向上しているかを確認することができますね。
また勘が良い人は「毎回同じ坂でTTやれば良いのでは?」と気づいたかもしれませんが、その通りです…w
同じところでTTすることにより体力の向上を確認できますね。
またもっと精度良くパワーを測りたい人はお近くの自転車店へ↓
サイクルショップクラカワ
長くなりましたが今日のポイントは、「FTP計測はStravaでできる」でした。
では良い1日を!(*゜▽゜)ノ
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