先日チームアバンテ初のクラウドファンディングが終了しました!
そこでせっかくなので初めて実施したクラウドファンディングを振り返り、まとめてみたいと思います。
最近はいろいろメディアで取り上げられていたりもするクラウドファンディングなので、
知り合いに
クラウドファンディングやってるんです〜
と話しても え? 何それ?
という人はほとんどいませんでした。ですが改めて。
まずクラウドファンディングとは!?
クラウドファンディングとは不特定多数の人からインターネットを通して資金を募るという事を指します。
群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語です。
これから何かをやろうと試みた時にお金が必要〜といった場合、インターネットを通して不特定多数の人から資金を募り、やりたい事を実現するのがクラウドファンディングなのです。
そして大きく資金を募るのにリターンのない寄付型とリターンのある投資型の2種類があります。
寄付型!?投資型!?
どちらも目標金額を設定しますが寄付型は目標金額に達成して初めてお金が当たります。しかし目標金額に達しない場合、応援者は投資した金額が戻ってきます。
もう一つは投資型で何かしらのリターンを設定して起案者は目標金額に達しなくても期限終了時点で集まったお金がもらえます。そのかわりリターンは到達金額にかかわらず履行しなければいけません。ちなみにチームアバンテはリターンのある投資型で挑戦しました。
数あるクラウドファンディングサイトで利用したサイトは!?
クラウドファンディングサイトにもいろいろありますが老舗で大手の1つのキャンプファイヤーを利用しました。
なぜか!?
まずクラウドファンディングサイトは達成時の集まった金額から手数料が引かれます。安い所は10%くらいからありますが、チームアバンテが使用したクラウドファンディングサイトのキャンプファイヤーは手数料12%に振込手数料が5%の合計17%かかります。当然手数料は少ないほうが良いのですが、大手になるとその案件を宣伝してもらえる!?というメリットがあるので手数料が高いですが、初めてなので大手のキャンプファイヤーを選ぶことにしました!
クラウドファンディングの良さ
何かをやりたいと思った時に少なからずお金はかかると思います。そのかかるお金に大義名分やアイデアがあれば誰でもお金を集められる時代なんです。魅力あるリターンであったり、多くの人が納得してもらえる内容、賛同してもらえる内容があるとお金は多く集まります。そしてそれは誰でも発信することができるのです。
そうはいってもなかなか大変
魅せる文章を書くのは大変です。多くの人に賛同を頂く為にはいかに文章で訴求するかがポイントになります。
そしてそれはクラウドファンディングサイトも多くお金が集まった方が手数料が入ってきて儲かるので、ある程度雛形など用意されているのですが、それ以外にも超えなくてはいけないハードルは沢山あります。まず、集めるのはお金という性質上クラウドファンディングの起案者は顔写真を掲載していたり、またどういう個人、団体なのかということをしっかり説明しておく必要があります。どこの誰かもわからない起案者の案件にはなかなか出資しにくいですよね(^^)
そして実際やってみて意外だったのが、掲載する写真や文章はすべてサイト側のチェックが入り、思っていたよりも細かく指摘されるのです。このクラウドファンディングに関して自分としては半年以上前からざっくりと構想は考えていて、文章も事前に第三者に確認してもらったりしていたのですが、リターンの履行などについても細かく指摘があり、依頼をクリックしてからも修正事項が入り、そこから予想外に時間がかかりました。人的チェックが入っているようで今の時代少し意外でしたが、期限終了後もトラブルを未然に防ぐ為だと感じました。
1に準備2に準備
クラウドファンディングは1にも2にも準備が大切。まずはリターンがある場合でそのリターンに原価がある物は、設定金額は当然その原価プラスの金額になりますし、複数リターンを設定する場合はその価格差なども考慮し設定する必要があります。そしてその価格設定がすごく大事になってきます。キャンプファイヤーの場合一度設定したリターンは追加はできるのですが、削除はできませんし価格の変更もできません。なので十分吟味して設定する必要があります。また周りの知り合いなどに、事前にクラウドファンディングを実施しますと告知していた方がより開始してから有利になります。
いざ開始してからも
いざ準備が整い募集を募ってからも知り合い等に告知していくのですが、反応があることは嬉しいのですが、やり方がわからない〜などの声も多数あったりします。最近はクレジット決済や、スマホ決済も進んでいるので多くの人に参加し易くなっているのですが、それでも自分でチラシを作成して手渡ししたり地道な活動もしたほうが良いですね。
嬉しいこともたくさんある
クラウドファンディングは大変なことも多いのですが、嬉しいこと楽しいこともたくさんあります。最初はリターンを考えるのも大変なのですが、募集を開始してからもリターンは追加できて、自分ではこんなのダメでしょう!?と思うようなモノにも意外と入札があったりするのです。ですので追加でリターンを増やしていく時は意外と楽しく、考えて設定することもできました。また、多くの人に応援してもらえますし、知り合い以外の人との繋がりもでき、お金以外に得られるものもたくさんありました。キャンプファイヤーの場合、パトロンが現れると都度メールが来るのですが、そのメールが待ち遠しくとっても嬉しいのです。
デメリットは!?
富山県人という県民性もあってか、あんまり新しいことを積極的にやる人が少ないからか、はたまたネットでの決済に苦手意識があるのか!?田舎はまだ現金主義でそれを手渡しするほうがいいのか!?また、やり方がわからないという人も一定数いるので、ヘルプを送ったり、直接の知り合いなら画面を見せながら教えたりもしました。直接会うなら現金のやり取りの方が楽なのでは?!と思ったりもww
また、クラウドファンディング期限終了後の結果は削除できないので、集まった金額が少ない場合は恥をかいてしまいます。。。そのへんの見極めは難しいですが。。
まとめ
正直準備に時間がかかるのと集めるのがお金ということでやっぱり楽ではないです。うまくお金が集まればよい制度だし、集まらないと手数料ばっかり取られて〜となってしまいます。でも本当にお金が必要なら、恥をかくかもしれませんが、やってみる価値はあると思います。お金が集まらなくても、失敗してもお金を取られるというシステムではありませんので。もしお金が全然集まらなかったとしても、アピールの仕方が悪かった、内容自体が良くなかった。そもそも魅力がなかった。いろんなことがわかると思うのでそれらがわかっただけでも次に繋げるとしたら成功です。
チームアバンテの場合
目標金額55万円に対して達成率80%の44万円が集まりました。パトロン数は44名。本当にありがとうございました。クラウドファンディングが終了するまで誰に応援いただいたか名前がわからないのですが、終了して蓋を開けてみると殆どが知り合いでした。自分ではもっと不特定多数の方から応援いただけるかなと思っていたのですが、クラウドファンディングで手数料を取られてまでやらなくても良かったのかもと思ったりも。ただ、知り合いにパトロンになってくださいとお願いのメールやLINEをして、うまく承諾してもらえればいいですが、ダメだった時のショックや、そのお金のやり取り、領収書を作成したり、直接会ったりとかの手間を考えると、手数料分はしょうがないですね(^^)
ということで今後クラウドファンディングをやってみたいという人がいれば参考にしてみてください。
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