登山経験者ならその山の見た目から誰もが憧れる?
であろう槍ヶ岳に行ってきた!!
wikiペディアより
このつくつくの山である。
槍ヶ岳は、飛騨山脈南部にある標高3,180mの山である。山域は中部山岳国立公園に指定されており、日本で5番目に高い山である。長野県松本市・大町市・岐阜県高山市の境界にある。初登攀は中田又重郎と修行僧の播隆上人。日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定されている。通称「槍」
昨年は富山マラソン2019での目標サブ3や、OWSTOTYAMABAYの開催準備などで登山には一回も行けずじまいでした。
それが今年はコロナの影響で大会もなかったので登山に時間を費やすことができました。
剣岳シクロクロス自走
雄山縦走
そしていつかは挑戦してみたいと思っていた槍ヶ岳に挑戦することに!
当日午前3時に富山を出発!車中いろんな話をしながら初めての槍に心躍らせながらあっという間に
5時前に登山口のある新穂高に到着!
準備をしていざ登山開始です!
前日の情報では予想気温2℃ということだったのですが、頂上滞在時間は一瞬だし普段のトレランスタイルに手袋だけ追加装備。これが後に大変なことになるとはこの時は知る由もない。。。
ここ最近の登山では登山口まで自転車で行っていた為、登山口に着いた時点時かなり体が熱くなっているのですが、今日は登山口までは車な為、スタート地の標高が高い為に気温の低さにビビってしまいます。。
改めて今回の槍ヶ岳のデータです。
標準CT: 登り9:35 下り6:50 計 16:25
距離: 30.7 km
所要時間: 14時間3分
最小標高: 1090 m
最大標高: 3180 m
獲得標高:2147 m
まずは槍平小屋を目指します。
事前情報では林道が長いと聞いていましたが、このような砂利道が6キロほどあります。スタート時は暗いのですが徐々に明るくなってきました。スタート直後はシェルを羽織っていましたがすぐに暑くなりトレランスタイルに。
途中数回川を渡ります。森林限界内の標高でも景色に変化がありますので長い道中もあっという間です。
槍平小屋に到着。トイレと水場があります。
距離が長い分急騰はありません。
森林限界を徐々に抜けます。景色が最高です。
飛騨乗越が見えてきて最後のガレ場。しかしこの辺から急激に気温が下がります。上から下りですれ違う人はハードシェルにニット帽と完全に冬山装備。上半身は再びシェルを羽織りますが下半身は生足のまま。この辺まではまだ耐えれていたのですが。。。。
飛騨乗越到着。
しかしこの時、風はビュービューで寒さはピークに。足はガクガク震えこの先行けるのか?と勇気ある撤退も頭をよぎります。
後から小屋で確認したらこの日の最低気温は1.5℃。朝は積雪もあったとのこと。。。
風が強くて体感温度は氷点下だったと思います。。。
一旦槍ヶ岳山荘まで行き、体を温め休みます。
憧れていた槍の先端。
ほんとに後少しです。
槍ヶ岳山荘標高3060m
頂上まではあと120m登るのみ。。。
しかし体はほんとに冷え切ってしまって震えが止まりません。。
そして自分の装備の甘さから自分だけ登頂を諦めざるをえないかな?と思っていたところKさんの雨具を借りることに。
そして朝に積雪があるだけあって9月半ばなのにストーブでガッツリ体を温めます。。
ホットココアも飲みます!
そしてある程度体も温まったところでいざ先端を目指します!
もともと高所恐怖症なので周りの景色を楽しむ余裕はありません。手と足を滑らすことなくどこに次にどこに動かすかだけを考えます。今までとは全く違った足の動きと体が冷えていることから何度も攣りそうになりますが、その度に足を伸ばして少しづつ進んでいきます。
少し前まで暖をとっていた槍ヶ岳山荘が段々と小さくなっていきます。
写真でどこまで伝わっているのか不明ですがほぼ垂直の階段!
そして10時15分
3人で無事登頂!!
槍ヶ岳は劔岳や立山などと違って街なかからその全貌を望むことはできません。
そこそこの山に登った時に初めてその尖った形が拝めるのですが、そんな憧れの先端に自分が立つことができるなんて感動もひとしおです。また自分の体力に頼り切った過剰な判断から装備の甘さが露呈し単独では登頂することはできなかったでしょう。。
なので本当に同行者には感謝です。
高所恐怖症のため腰が引けてなかなか立てませんw
写真を撮るのも命がけ。
名残惜しいですが山頂を後に下山を開始。
後から見直すとよくまぁこんな所登ったなぁと。。。
無事槍の穂先を制し再び槍ヶ岳山荘で一服を。
無事やりきり乾杯をします。
ほんとにあんなところに登ったのだ!!の図w
穂先を制してから一気に天候も回復し晴れ渡ってきます!
最後まできが抜けません。林道にたどり着き最後の3キロほどはランでフィニッシュ。
そして無事登山口に戻り記念撮影。やりきった感が半端ない。
コースタイムは休憩時間含んで丁度11時間。
今回は事前情報があったにもかかわらず装備の準備不足と山を舐めていたところから同行者がいなければ登頂は難しかったでしょう。なので同行者には本当に感謝です。そして今回も道中色んな人に話しかけられたりと一期一会を感じることのできた忘れることのできない1日となりました。ありがとうございました!
ここ四年ほど登山は自転車でしか行ったことがありませんでしたが、この日は車で行った為最後は3人で温泉に浸かり疲れを癒やしてから家路に付きました。
お疲れ様でした(^^)
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