2019年10月27日に行われた富山マラソン
富山マラソンとは高岡市役所をスタートし、途中新湊大橋を渡って富山市の世界一美しいスタバがある環水公園がゴールの、応援が途切れない、エイドでますの寿司や天むすが出ることで人気な日本陸上競技連盟公認大会です。
私は持久系スポーツを始めて3年目、マラソンは5回目のエントリーでした。
過去のマラソン暦
過去のタイムは
初フルマラソン
2017年3月 和倉マラソン サブ4
富山マラソン2017
サブ3.5達成
2018年 3月 和倉マラソン
3時間24分
2018年 富山マラソン
と3年間で毎回自己ベストを更新し、3時間6分まできていました。
毎年和倉マラソンと富山マラソンの年間2本をエントリーしていたのですが、今年は3月の和倉マラソンはDNS.
それに向けたベイパーフライ4%も用意していたのですが使わずじまい。
そのまま秋の富山マラソンを迎えたのでした。
サブ3に向けた練習方法は
フルマラソン練習方法は前回の富山マラソン3ヶ月前と変わらず。
といっても8月は暑かったので実際やったのは2ヶ月。。
月 jog
火 インターバル 3分30@1キロ レスト200✕7本 又は 3分45@1キロ レスト200✕7本
水 jog
木 ペース走 キロ4分✕10キロ 又はキロ4分✕15キロ
金 jog
土 休み
日 ミドル走20K〜25K キロ4分15秒前後
ヴェイパーフライでタイムが4%短縮!?
9月後半に走った15キロペース走では通常キロ4ペースで行っているのですが、ベイパー4%を履いたら無意識で4%程タイムが縮まったので、その後継モデル、ヴェイパーフライネクスト%ならサブ3狙えるのでは?と頭をよぎり出す。。。
3時間6分の4%は3時間切!?
ナイキヴェイパーフライネクスト%ならサブ3いけるかも!?
一度5キロほど試走したら前作よりもはずみが凄い。。
しかし、今年の直近3ヶ月は昨年3ヶ月に比べトータルで400キロ程走行距離が少ない。。。。
月間走行距離が少ないとどうしても不安になってしまいます。。
直前までマラソンのペースをキロ4分20秒で自己ベストを確実に刻むか、サブ3を狙って玉砕するかで迷いました。
富山マラソンのパンフレットにサブ3のペーサーはキロ4分15秒前後のイーブンペースとあったので、ペーサーに付いて行くことに!!
補給食も昨年同様準備しました。ただ去年は走行中に摂取したカフェインの錠剤を今年はスタート前に飲もうと思っていたのですが、直前になって見当たらない。。。。
着替えの時に落としたみたいです。。。
イレギュラーが発生すると不安が頭をよぎります。。。
しかし一旦リセット。9時スタートの号砲とともに走り出します!!
今回の作戦はサブ3ペーサーについて行く!!
今回の作戦はとにかくペーサーに付いていくこと。
レースでペーサーに付いていくのは初めてです。
最初の1キロのラップは4分23秒
まぁこんなもんか!?
ペーサーについていく作戦では風よけ効果もあるし3人のペーサーが並んで走っていたのでその真中を走りたかったのですが、なかなか中に入れず終始外側を走ることに。
昨年3時間30分のペーサーに付いていった方の話では
ペーサーにつくことのメリット
ペースを気にしなくて良い。
風よけ効果があり、体力のロスが少ない。
などを聞いていました。
またデメリットは給水が混んで補給しづらい。
最初の5キロ地点の給水は想像していたよりはそんなに混まなかったかな!?
ただ、途中何回か混雑し取りづらいことがありました。
しかーし、パンフレットに書いてあったペースより速い。。。
10キロまでは4分10秒を切ることが多い。。。
書いてあることと違うぞ!?
最初はペーサーが3人いて、ツッコミペース、イーブンペースに分かれるのかな?
と思っていたけど、三人は並行して走ってるまま。
やばい、このまま行ったら潰れるわ。。
なんて頭をよぎりだします。
なんせ今年ロング層は直近3ヶ月で最高25キロを2回。
しかもレースペース以下、、
まぁこれは昨年同様なのですがトータルでも距離を踏んでいないし・・・
途中何度もサブ3どころか自己ベストも更新できないかも!?
なんてネガティブ思考に。
新湊大橋の上りでは自分は集団よりやや遅れだし、橋の途中にあるトイレのコーンにぶつかりそうになり、飛んでよけた途端ふくらはぎが攣りそうに!?
やば、、
なんとか持ち越し、下りで再びペーサーに追いつきます。
橋を下ったあたりからまたペーサーのペースが4分1桁代になりここへきてギアが上がる!?
26キロ地点くらいからペーサーに離され出し、4分1桁台とまぁまぁペースを上げても追いつきません。。
ただ直近の15キロ走った練習では肩などに披露が溜まっていましたがこの時点ではベイパーのクッション性のおかげかそこまで疲労もなく、フォームもそんなにおかしくなかったと思います。。
しかし、普段の練習でロング走をしていないと、辛いことに耐える感覚が乏しく、また今年はフルマラソン一年ぶりということもあり、辛い辛い。。
26キロからはペーサーに追いつくこともできず手元の時計のペースを確認するたびに明らかにペースダウン。
サブ3イーブンペースの4分16秒をオーバーしだします。
30キロ付近からは両足の脹脛が攣り出し、完全にサブ3はないなと。。。。
あきらめモードに。
今までマラソンの給食では固形物を食べたことがありませんでしたが、今回は手持ちの補給もなくなり、藁をもすがるきもちで食べてみよう!!
ということで、31キロ地点エイドで3つほど掴んだのに落としてしまい1つだけ口に入れられたのが
プチトマト!!
味覚が変わったのか、なぜか脹脛の攣りがなくなりました!!!
そしてその次のエイドのコーラでも多少復活。
この時点でサブ3のイーブンペースでは走れてはいなかったので完走を目指すということに頭をシフト。
残り5キロ地点で再びサブ3のペーサーが見えだし、当然追いつけはしませんが最後の力を振り絞りギアを一段上げる。。。
しかし、今年の富山マラソンは後半コースが変わり、獲得標高も増えてる。ここまできたら前のランナーの背中を追うだけです。。
残り4キロ地点で時計を見るとサブ3は12時までにゴールできれば良く
むむ?
うまく行けば達成できるかも!?
と希望が見え出す。。。
疲労のため思考回路もままなりませんが最後の北大橋の残り2キロ地点でもなんとかなる!!
しかし、最後のペースアップはできませんがペースを維持しつつ環水公園付近ではペーサーの西村さんがいてくださりここまではサブ3行けますよーー
と何度も最終ラインでアシスト。。。
GPSウォッチと実際の距離に誤差があり、ゴール間近では時計より多めに走る羽目になりますが、後200メーター
ゴールに設置してある時計も目視できます。
サブ3の12時まであと1分を切って数十秒
間に合う!!
2時間59分28秒
サブ3達成しました。。
富山マラソン2019サブ3達成のまとめ
今回はサブ3イーブンペースの4分15秒前後で行くというペースメーカーの作戦に釣られ、まんまとついて行きましたが、実際の前半4分1桁で突っ込み2時間58分を目指すという書き方ならペーサーについて行かずサブ3も狙っていなかったでしょう。
フルマラソンは42.195キロを自分の走力で割って1キロあたりのペースを算出しますが、後半失速するのを想定し前半上げて行く作戦がいいのか、はたまたイーブンペースがいいのか。
楽をするならイーブンペースです。
昨年の3時間6分よりも6分短縮していますが、ゴールした時のダメージは今回の方が大きいです。それはグロスでタイムが早いというのもありますが、今回の方がギリギリのところで出し切ってたからだと思います。
30キロからはいつ止まってもいいくらい辛く、これは結局前回同様、個人的には30キロ走はしなくてもいい。
フルマラソンの練習でフルマラソンを走るのはトレーニング効果は低いと結論づけます。
距離を踏むことは自信になりますが怪我をしてしまったら本末転倒。
結論としたらフルマラソンでベストを狙うのは辛い。。。。
それよりも今回は昨年より体重が2キロも重たく、サブ3の平均体重58キロを7キロもオーバーしています。
フルマラソン体重1キロで3分縮まる説が当てはまればまだまだタイムは伸びるはずです!?
10キロ15キロハーフなどからフルマラソンの目標タイムを出すカリキュレーターはありますが、体重も設定するカリキュレーターがないのはなぜ!?
つづく。
最後に第5回富山マラソン2019に関わる多くの方、主催者、応援者、ボランティア様々な方々のおかげで完走できたことを感謝いたします。
ありがとうございました。
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